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時間の短さ

このごろ、時間の過ぎるスピードがどんどん加速しているように感じられる。

歳を取ると時間がはやく過ぎるとはよく言われるけれど、これについてジャネの法則というもので説明されることがある。
一年という時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する、というものらしいが、つまりは

10歳の人間にとっての一年間はこれまでの人生の10分の1
20歳の人間にとっての一年間はこれまでの人生の20分の1

ということで、なるほど、歳を取るほど相対的に時間が短く感じられるというのも納得がいく。

ジャネの法則が心理的な時間の長さを説明するものならば、その長さは各人の記憶の残存具合に左右されるということになろう。
では、記憶を失ったらどうなるのだろうか。例えば30歳の人が過去20年間の記憶を無くしたら、その人は10歳児と同じだけの長い長い一年間(そう感じられるという意味で)を過ごすことになるのだろうか。

思い返すと小学校の六年間というものは、まるで永遠に続くかのように長く感じられた。
あの、先の見えない時間の遅行を再度経験しなければならないのだとしたら、それだけでも記憶を無くしたくないと思う理由にはなる。

とはいえこのまま加速が進んで、あっという間に一年が過ぎてしまうというのも、嬉しいことではない。いまは許容出来る範囲だけれど、これ以上短くなるのは嫌だ。ついていけない。
ただ、ついていけないほど早く時間がすぎれば、その間に生まれた記憶は、それ以前ほど濃くは残らないような気もする。記憶の濃度が薄まれば、加速も緩やかになるかもしれない。或いは、一年経つ毎に、古い記憶から順に消えていくということも、あるかもしれない。実際、歳を取って忘れていくことは多い。増えた記憶の分だけ忘れていったら、加速することもないのだろうか。
案外そういうところでバランスが保たれているのかもしれない。



※追記:いわゆる「ジャネの法則」について
  1. 2012-11-17 Sat 02:04|
  2. 思考メモ

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