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三穂の石室(和歌山県日高郡美浜町)

『万葉集』巻三に次の歌がある(307~309)。

   博通法師、紀伊国に行き、三穂の岩室を見て作る歌三首
はだすすき久米の若子がいましける(一云「けむ」)三穂の岩室は見れど飽かぬかも(一云「荒れにけるかも」)
常磐なす岩室は今もありけれど住みける人そ常なかりける
岩室戸に立てる松の木汝を見れば昔の人を相見るごとし


この「三穂の石室(みほのいはや)」に比定される和歌山県美浜町三尾の窟を訪れた。
かつてはそこへ到る道を示す案内板があったらしいが、どうやら現在は撤去されたようだ。おそらく足元が不確かで危険だからだろう。
地図にもない道で、よそ者が迷わず行き着くのは極めて困難なため、自分の備忘録として道順を記録しておく。
道とも言いがたい漁師道であり、慣れない者が一人で行くのは危険。
行きたい人はあくまで自己責任で。


途中まではピンクのビニール紐を目印に草木の間を進んでいく。歩きやすいのはここだけで、急な斜面や道なき道が続く。草や蜘蛛の巣を払うためにも杖代わりになる大ぶりの枝を持っていくこと。そのへんに落ちているはず。


このようにわかりやすいトンネル状になっているところもあるが、ほとんどは草だらけでどこが道かわかりにくい。急な斜面もあり、足を踏み外せば重大な事故にもなりうる。よほど訪れたい理由が無い限りおすすめはしない。


この穴から海岸にでる。


岩場を乗り越えて西へ進む。かなり足元が悪い。濡れて滑りやすいところにも注意。


ぽっかり開いた窟が見える。案内板などは無く、注意を呼びかける看板だけが立つ。
しかし、「岩室戸に立てる松の木」を見て「昔の人を相見るごと」く想うことはできる。
これで充分だろう。


バス停からの道順を地図に示す。各印をクリックすると説明を表示。
※地図が正しく表示されない時はこちら
  1. 2013-09-30 Mon 21:12|
  2. 文学

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